犬と歩けば 

犬と住む犬好きの日々思うことです

ガーコ駅長の二重災難 最終章~ガーコちゃんの幸せを探して~

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私たちは迷ってました。

何がガーコ駅長もとい、ガーコちゃんのためになるかを…

江田島で飼おうか?と言ってくださった心優しい、江田島の方もいらっしゃいました

(その方は後にダメになったのですが…)

 

高齢のガーコちゃんに、新しい環境は馴染むのか⁉

あの綺麗な水が常に流れる太田川を占有してきたガーコちゃん

綺麗な水、綺麗な空気、穏やかで静かな環境、

豪雨がなければ今も穏やかに太田川の清流で大好きなお母さんにご飯をもらって亀山のみなさんに可愛がってもらえてたのに‼

 

ガーコちゃんでは⁉という話を聞いた頃から

私には一本のYouTubeが気になっていました。


ガチョウのガーコ

このお母さんの声を聞いてください。

ガーコちゃんに対する愛情があふれています。

この愛情あふれる声を聴きながら私はもし、これが

あのガチョウと同一鳥ならいいなと思っていました。

 

だから、ガーコ駅長だとわかった時

一回目の返答を聞いたとき

驚きとショックと怒りが込み上げていました。

 

ガーコちゃんなら

このお母さんに会わせてあげたいなと思ってたのに!

 

ですが、命の保護が最優先です。

結果

里親さんと、ガーコちゃんの確認と、

保護を全部一緒にしました。

 

Twitterでの拡散、Facebookや現地広島での聞き込み、

協力してくださったみなさん本当にありがとうございました。

 

現地で捕獲してくださった

ボートポートの方、

Tさん(&息子さん)、

鴨㌠ テケ&チハさん

Iさん、見事な連携プレーでした!

野鳥に会などに問い合わせをしてくださったYさん

ありがとうございます!

 

そして、ガーコちゃんを保護する方法から医療費まで出してくださり、

飼養指導までしてくださった

NPO法人 あひるネットワーク

のみなさん本当にありがとうございます。

あひるネットワークさんは、家禽の終生飼養の責任・飼育知識の普及・遺棄防止を呼び掛けている団体様です。

本当に助かりました

ガーコちゃんを帰した後、少しばかりの寄付をさせていただきました(o*。_。)oペコッ

 

ガーコちゃんを保護し、

鴨㌠ テケ&チハ さんのお宅に

預かっていただいていただいていました。

鴨㌠ テケ&チハ さんのツイートより、許可を頂き掲載しています

 

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本当は、元いた場所が一番なのです。

ですが、家禽は動物愛護対象動物です。

ガチョウは飛べない家禽で野生にはいませんので、元々その地区の川に捨てられた子だったのかも

 と、初めに鴨㌠ テケ&チハさんが

教えてくださいました。

 

ガーコちゃん、捨てられた子だったんだ…

 

捨てられて、人の愛情をしってのびのびと生きていたのに…

また、人の都合で捨てられたなんて…

 

悔しくて悔しくてたまりませんでした。

私のFBメッセンジャーに、メッセージが入っていました。

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同時刻に鴨㌠ テケ&チハさんにも

リプライを飛ばしてくれたようで

以下引用いたします

私やFB投稿者様の言葉をすべて、代弁していただいたかのような素晴らしすぎる愛ある優しいお言葉で諭してらっしゃいます。

 

私だったら

きついこと一言はいってるかもしれませんw

 

今回一緒に保護を手伝っていただいたIさんは

亀山地区のお近くに住んでいらっしゃるようで

護岸工事の規模などを聞いてみました。

 

すると、護岸工事も大規模な河川工事ではなく

川幅も広く工事をしても十分ほかの場所で暮らせる

綺麗な川のままだということで。

 

なら、住めなくなるんじゃないじゃん‼

 

安心しました。

そこで、私たちは今回

以下の条件を出しました。

 

・所有者を決めていただくこと

 今回の場合、 

 まちづくり協議会(自治体)のみなさんがガーコちゃんの所有者になります。

 ガーコちゃんに対する規約を決めていたき、責任者と管理者を決めて、

 それらの内容と責任者と管理者のお名前とご連絡先を教えて頂くこと

  ※弁護士の小島先生・まごころ信託®遠山先生ありがとうございました

・動物愛護保護法に順じて、餌をやり日々健やかに暮らせるよう見守っていただき、

 何かケガや病気、体調の変化などに気づいたら病院にすぐかかること、

 ガーコちゃんがその生を終えるまで責任をもって面倒をみること

 

これらの条件をお伝えし、了承を得られましたので

ガーコちゃんを、あき亀山に戻すことに決めました。

 

地域のみなさんに、

しっかり一人ひとりがガーコちゃんの家族だという意識をもってもらうために、鴨㌠ テケ&チハさんは

こんな用紙も作ってくださいました

ご高齢の方がほとんどだということで

文字を大きくされています

鴨㌠ テケ&チハさん、

なんて、できてるお人なんでしょう

 

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こちらに詳しくしりゅう症についての解説があります→

アヒルの健康 – あひるネットワーク

 

家禽の飼い方についても、説明がありますのでお読みください

 

リュウ症の平均額などを聞いてみると、

ヒルなどの家禽の治療費ですが、一回1万円前後かかる場合が多く、酷いしりゅう症で毎週通院しているアヒルさんは毎週1万円かかって大変とおっしゃってました。外科手術が必要になればさらに高額になります。

やっぱり犬や猫と同じように全額負担なので高額なのですね…

 

まだガーコちゃんの場合はそんなにコブが大きくないので大丈夫とのことですが、高齢のガーコちゃんに突然の出費はつきものです。

 

今回のような豪雨や大水で増水や雪などの場合もやはり避難も必要となります。(ガーコちゃんは高齢者なので、今まではよくてもは今後は体力がどんどん衰えてくるので一層のケアが大事になります)

 

備えやケアをよろしくお願いしますm(*_ _)m

 

お家でも大人しくしてくれてたガーコちゃんなら、そんなに手がかかるということはないと思います(∩´∀`∩)

 

また、ガーコちゃんはやっぱり男の子だろうということです。

 

ガーコちゃんのほうがかわいいから

いいよね♡

 

ガーコちゃんの場合

高齢なのと外飼いなので感染症

足のしりゅう病(こぶ)に気を付けていただければ

あとは異常なしとのお言葉もいただきました。

 

それでは、しばらく

鴨㌠ テケ&チハさんのツイートで、

亀山に戻るまでのかわいいガーコちゃん

の姿をお楽しみください。

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あき亀山へ帰ろう!ガーコちゃん‼

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あき亀山からボートポート20キロと記載しましたが

川の流れに沿って流れると34キロもあるそうです。

豪雨災害で濁流を34キロも流された‼

 

本当に無事でよかった…ガーコちゃん。

 

さぁ、帰ろうね♡

 

感動の再会です!

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いつもご飯をくれてたお母さんと。

お母さん

ガーコちゃんと再会できて嬉しくて泣いてらっしゃったそうです。私も聞いて(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

ヨカッター

 

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お母さんと一緒に太田川へ向かいます

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よちよち…んしょんしょ…

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あれ?方向ちがった?お母さん?

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この懐かしい土の感触。

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ぼくのウチが見えてきた

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もうすぐ もうすぐ

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うん、懐かしい水の感触!僕はかえってきた!かえってきたぞー‼ヒャッホー‼

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あぁやっぱり、ウチはいいなぁ……

 

と、水に入る際、大きく羽を羽ばたかせながら

嬉しそうに大きな声で鳴きながら水に入っていったそうです。

 

これをみたら

やっぱり元の場所に帰れて良かったと思いました。

 

亀山のみなさん、亀山に訪れるみなさん、

今後ともガーコちゃんを愛し可愛がってください

 

お年寄りなので今まで通り、優しくそっと

いたわりながら見守っていただけると嬉しいです

よろしくお願いします。

 

最後に、ガーコちゃんの動画を送っていただいたので

UPしようと思います。

みなさんのおかげで、帰れたガーコちゃん。

ガーコちゃんの嬉しさが伝わればいいなと思います


comebackgako

本当にありがとうございました^^

THANKS EVERYONE 

THANKS HIROSHIMAPEOPLE 

THANKS SNS 

 

ガーコちゃんはもどれましたが

今もご家族と離れ離れのペットちゃんや

ご家族と一緒だけどもお家に帰れないでいる

ペットちゃんはまだまだたくさんいます。

その子たちが早く元の生活に戻れるように

平成30年7月豪雨緊急災害支援にご協力お願いします

donation.yahoo.co.jp